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「結論から話しなさい」
この手の内容は、ほとんどのビジネス書に書かれているし、耳タコかもしれないですよね。
効率的なコミュニケーションは、ビジネスシーンにおいて不可欠な技術です。
「結論から話す」ことは、その重要な要素のひとつです。しかし、自分も最初からできるわけじゃなかったという人が多いのも事実。これは先天的な才能ではなく、しっかりとした方法で鍛えれば身につけられるスキルなのです。
この記事を書いている私も完璧ではありません。毎日が訓練です。
本記事では、効果的に意見を伝え、結論から話す出来るようになるコツを解説します。話の要点を整理し、必要ならば「1、2分考える時間をもらう」という勇気。そして、会議やプレゼンテーションを結論から逆算して運営する手法。質問にも簡潔に答える技術を磨くことで、あなた自身の発言が大きな影響力を持つようになります。
では、結論から話すための具体的なステップは何か。実際にどのように練習を重ねれば、このスキルを実際の場で生かせるのでしょうか。だから今回は、このスキルを身につけるために日々意識していることをシェアします。
ジョンです。ツイッターもやってます。
「結論」の正体は何か
ずばり、結論とは「相手が求めていること」です。
上司「今日の打ち合わせの結果どうだった?」
の質問に、どう答えるか。
新人の頃の自分だったら、「A社の○○さんとXXの件について打ち合わせをしました。そしてB社では…」と、過程を1つ1つ述べていたと思います。
この質問をしてきた人が求めていることは何だろうか。それは、今日の打ち合わせの結果がどうだったかだけです。つまり、「うまくいった」のか、「イマイチだった」のかを、知りたいのです。
結論から言えること=相手の立場に立てること
巷には色々と「話し方講座」などの細かいテクニックが溢れているが、結局のところ「相手の立場から自分の話を見ることができるか」ということに尽きると思います。
僕も最初はこんなことは出来ませんでした。何なら、意識すらしてこなかったです。
今思えば、受け手のことよりも、自分が話したいことをべらべらと喋っていたと思います。
はじめから結論から言える人は居ない
なんの訓練もなしに、的確に結論から言える人は、十人に一人もおらず、おそらく「結論から言う」のは、人間の生来の思考パターンとは異なる。
だから、「出来事の順番通りに話す」が一番労力を使わなくて済むのだろう。
順番通りに話してしまうのは仕組みのせい
僕も結論から話し始めるのに苦労した。それもそのはずで、多くの日本人の思考法は、経過があって、順番があって、最後に結論が来る。
それに加えて、日本語は主語を省略したり順番を入れ替えても意味が通じてしまうという便利さが仇となっている。
それを結論が来るように逆転させるんだから苦労するのは当然。こればかりは慣れが必要で、意識的にやっていく他ない。
結論から言うことを身につける方法は?
こんな見出しをつけてしまうと、さも簡単に身に着けられる素敵な方法があるのでは?と思われがちです。
しかし、そんな甘い方法はこの世の中には存在しない。そんな甘い方法があったら、そもそもこのような悩みを抱える人間はいないはずだ。
結論、その方法は「習慣」です。実際に渡しが習慣(クセ)付けするために実践した2つの方法を紹介します。
方法1:PREPの法則を使って思考を整理する
結論から話す方法として、PREP法というのがある。あまりにも有名なフレームワークだ。PREP法というのは、以下の頭文字から来ている。
方法2:「結論から言うと」を最初に言う
話すたびに「結論から言うと」と初めにつける。至ってシンプルな方法です。でもこれ、自分の中では一番の効き目があった方法でした。それはなぜかというと、
「結論から言うと」と言って話し始めたにも関わらず、結論から言えていない場合、自分自身で「あっ、すみません!私、結論から言えていないですよね」と気がつくようになるのです。不思議ですよね。
意識して繰り返すことを、普段の会話から実践するところから始めてみるのが一番です。
結論から話す前に気をつけること
結論から話す習慣を身に付けたとしても、下記の環境ではその成果を発揮することは難しい。
実際、私もその環境で結論から言えなかった経験があります。(そもそもそんな環境を作らないよう、上司との関係づくりも大切だと学びました。)
話す構成まで整理する
人はどうしても聞かれたことにすぐに答えたくなる衝動に駆られる。というより、まず何かを喋ろうと焦ってしまいがち。
自分の頭の中には「言いたいこと」がパーツごとに出来上がっていると思う。でも、いざそれらを言語化しようとすると、「どの順番に並べて話すか」整理されていないことが多い。思いついたことをベラベラと言ってしまいがち。
これに対してのアクションプランは、考える時間をもらうことが有効です。話す構成が出来上がっていない時は、恐れずに「1,2分考える時間をください」と言ってしまいましょう。
相手から「・・・で、結論は?」と言われて焦ってしまうと、余計整理するのに焦ってしまいます。黙って考えて、頭の中を整理して、結論から話すようにすることが最善です。
会議は結論から逆算して運営する
結論が最も意識される場面は会議だ。
会議の際は必ず「アジェンダ」を準備する。
アジェンダとは、「どういう結論を出すべきかというゴールイメージ」のこと。
何を結論としたいのか、会議で何を決めるのか、会議の最後で何が決まっていればOKなのか。
そのテーマこそが、アジェンダとなる。
質問には簡潔に答える
会議中に突然振られた質問に、言い訳がましく答えてしまうのはNG。
考える時間で、頭の中での整理が追いつかないときは、イエス・ノーで素直にに答えよう。
変に言い訳したり、駆け引きはせず、言われたことにきちんとストレートに答える。
これは相手の信頼を得るために非常に大事なことだ。誰も言い訳なんて聞きたくないですから。
まとめ
以上、私が実践してきた方法を紹介しました。実践する前に参考にした本は以下の2つでした。
見かけたら、ぜひ手にとって読んでみてください。
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