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こんにちは、ジョンです。
簿記2級って独学で合格できるの?
教材がいっぱいあってどれを選んでよいかわからない!
この記事にたどり着いた人は、少なからずこんなふうに思っているのではないでしょうか。
この記事は、こんな人に向けて書いた記事です。
数多くのビジネスパーソンが目指し、独学でも挑戦可能な資格「簿記2級」。誰もが知りたいその合格の裏側とは一体何か?
今回、筆者自身の経験に基づき、簿記2級に独学で合格するための勉強方法とその実践体験を余すところなく紹介します。
それでは順番に見ていきましょう〜!
結果
私は、簿記2級に「72点」で合格しました。(ギリギリですが、合格に変わりはありませんw)
※ちなみに、簿記2級の合格点は「70点以上」です。
勉強期間と勉強時間
簿記2級を取得するには、一般に、200時間程度の勉強時間が必要だと言われています。
ちなみに、簿記3級を取得している人の場合は、150時間とも言われています。なので3級を受けずに2級にチャレンジする人は、50時間を簿記3級の学習にあてれば良いと思います。
勉強の進め方
私が実践した学習スタイルは、下記の通りです。
- テキストを読む(工業簿記→商業簿記)
- 答えを見ながら過去問を解く
- 過去問2回目以降を繰り返し解く
勉強期間
簿記2級の勉強期間は、「6ヶ月」です。
2023年3月から勉強をスタートし、2023年9月23日に無事合格することが出来ました。
ちなみに、簿記3級は2022年の11月に合格済です。なので、簿記3級取得から約4ヶ月間のブランクがありました。
間を空けずに、3級→2級と続けて勉強するほうがオススメ!
勉強時間
平日は2時間、休日は5時間前後 勉強しました。
平日は会社から帰宅してから勉強していました。疲れてやる気が起きない時もあったけど、必ず参考書を開くことにしました。
平日に勉強する習慣をつけることが一番大切!
休日は、5時間前後やっていました。私は、自宅では集中出来ない性分なので、カフェで勉強してました。
ただし、電卓を叩くので図書館はおすすめしません。
商業簿記と工業簿記のバランス
私の場合は、以下の割合で勉強しました。
商業簿記40%、工業簿記60%
勉強を始めた順番は、商業簿記→工業簿記の順番です。商業簿記は、簿記3級の知識があったので割合少な目です。
一方、工業簿記は初めての分野だったので気持ち多く時間を費やしました。
工業簿記は簡単って聞くけど本当?
工業簿記は、人によって簡単か難しいかが分かれます。
実際、私も勘所を掴むまでは、頭では理解できていても問題が解けませんでした。
本質を理解できるまでが勝負です。
使用した教材、道具
続いて、私が勉強で使っていたモノを紹介します。
参考書
参考書は、商業・工業ともに「スッキリわかる」シリーズを使っていました。
理由は、簿記3級で使っていたからです。イラストが多く、言い回しもシンプルでわかりやすいのが特徴です。
序章に書いてある簿記全体の流れがわかりやすくまとめられている点がおすすめポイントです
問題集
問題集は、同じTAC出版の予想問題集を使いました。値段と問題数のバランスが良かったので、これを選びました。
その他
簿記の相棒となる電卓を選ぶポイントは下記2つ。
メモ用紙は、ダイソーのレポートパッド。工業簿記ではグラフやボックス図を書くので、罫線が入っている紙がオススメです。
ペンは、ジェットストリームを使ってました。書きやすさが抜群です。気分が上がるペンを選んでモチベーションを維持するのもオススメです。
独学のポイント
私が意識したポイント2つを紹介します。
- 商業簿記と工業簿記は並行して学習を進める
- インプットよりもアウトプット
- 問題の解き方よりも理屈から入る
商業簿記と工業簿記は並行して学習を進める
商業簿記と工業簿記は、ほぼ違う分野と言っても良いです。少なくとも私はそう思いました。
なので、工業簿記と商業簿記をそれぞれ1周した後は、バランス良く学習を進めるのがオススメです。
理由は簡単で、忘れるからです。
渡しの場合、商業簿記では連結会計、工業簿記は直接/全部原価計算。
私は、1週間のうち、工業簿記は4日、商業簿記は3日(商→商→工→工→商→工→工) の順番で取り組んでいました。
インプットよりもアウトプット
簿記は、圧倒的にインプット<<<<アウトプットです。どれだけのインプットをしても、実際に手を動かして自分の頭を使って答えを導き出す事ができなければ、試験には合格できません。
また、アウトプットを繰り返すことで、出題傾向や頻度を掴むことが出来ます。
問題文の数値が変わっただけで、解き方一緒じゃんっていう問題もあります
問題の解き方よりも理屈から入る
最後のポイントは、これから簿記を実務で使っていく人はマストです。
問題の解き方を覚えて試験に合格しても、実務で全く使えない知識になってしまう可能性があります。
実務で簿記の知識を使っていきたい人、簿記取得を転機に転職を検討している人はぜひ理屈から学んでみて下さい。
試験の時間配分
最後に、試験の時間配分について紹介します。試験時間は90分です。
はい、メチャクチャ時間がありません。正直、見直す時間は無いと思っていたほうが良いです。
矛盾してますが、「1問1問、時間をかけずに正確に解く」が求められます。
ずばり、以下の順番と時間配分で解くのがオススメです。
第1問(10分)→第4問(15分)→第5問(15分)→第3問と第2問(それぞれ25分)のパッと見出来そうな方
簿記2級は独学でも合格可能!
以上、私が簿記2級に合格するまでを書いてみました。
お役に立つところがあると嬉しいです!
簿記は、お金に関わる基本的な知識ではありますが、一生物のスキル・知識です。
この機会に、1人でも多くの人が簿記2級に挑戦する人が居ればより嬉しいです!
ではまたっ!
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